教育研究支援員制度

平成18年度より、出産・育児・介護等に関わる女性教員の研究活動の支援のために、主に博士後期課程修了者を教育研究支援員として採用する「教育研究支援員制度」を開始しました。平成28年度より、妻が他の研究機関(大学及び大学共同利用機関、文部科学省の施設等機関のうち学術研究を行うもの、高等専門学校)における常勤の研究者である男性教員も、制度を利用できる様になりました。
支援者と被支援者双方のキャリア形成、キャリア復帰等のチャレンジ支援・再チャレンジ支援に寄与するシステムです。

  • 実績

   平成18年度  利用者 17名、支援に従事した者 34名
   平成19年度  利用者 18名、支援に従事した者 31名
   平成20年度  利用者 15名、支援に従事した者 29名
   平成21年度
    Ⅰ期(5月~9月)利用者 7名、支援に従事した者 11名
    Ⅱ期(10月~3月)利用者 7名、支援に従事した者 11名
   平成22年度  利用者 8名、支援に従事した者 15名
   平成23年度
    Ⅰ期(5月~9月) 利用者 7名、支援に従事した者 11名
    Ⅱ期(10月~3月)利用者 7名、支援に従事した者 10名
   平成24年度
    Ⅰ期(5月~9月) 利用者 7名、支援に従事した者 11名
    Ⅱ期(10月~3月)利用者 7名、支援に従事した者 11名
   平成25年度
    Ⅰ期(5月~9月) 利用者 7名、支援に従事した者 13名
    Ⅱ期(10月~3月)利用者 9名、支援に従事した者 13名
   平成26年度
    Ⅰ期(5月~9月) 利用者 5名、支援に従事した者 7名
    Ⅱ期(10月~3月)利用者 6名、支援に従事した者 11名
   平成27年度
    Ⅰ期(5月~9月) 利用者 6名、支援に従事した者 8名
    Ⅱ期(10月~3月)利用者 7名、支援に従事した者 9名
   平成28年度
    Ⅰ期(5月~9月) 利用者 9名、支援に従事した者 17名
    Ⅱ期(10月~3月)利用者 8名、支援に従事した者 15名

教員、教育研究支援員の双方から毎年度末実績報告書を提出して頂いています。
平成19年度、20年度には、女性教員対象にアンケート調査を実施し、平成20年度には教育研究支援員対象のアンケート調査を実施しました。また、平成20年度末に、女性教員の3年間の研究成果の調査を行いました。これらの調査から本制度が女性教員と教育研究支援員をとりまく環境の改善に向けて、大きな役割を果たしていることが分かりました。
平成24年度は、第二期中期目標・中期計画の内容に基づいて、教育研究支援員のキャリアパスについてのアンケート調査およびインタビュー、女性のライフサイクルに配慮した学内の教育研究環境の整備状況についてのアンケート調査を行いました。
平成28年4月以降も本制度を継続実施しています。